組織概要
概要
名称 |
一般財団法人 日伯経済文化協会(ANBEC) Associação Nipo Brasileira Economia e Cultura |
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所在地 |
【本部】 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢6-29-1 |
設立 |
1949年 |
代表 | 理事長 田中 充 副理事長・専務理事 栗田 政彦 |
電話番号 | (03) 5706-9870 |
FAX | (03) 5707-8519 |
info@anbec.or.jp | |
URL | http://www.anbec.or.jp |
創立から今日まで |
太平洋戦争直後、ブラジルでは日本の敗戦を知り灰燼と帰した祖国同胞を救済するために菅山鷲造氏を会長に宮腰千葉太氏や渡辺マルガリーダ氏などが中心となり、「日本戦災同胞救援会」をサンパウロで組織して多額の義援金を募り「ララ物資」(公認アジア救済機関)を通じて支援物資を送り続けました。当時、わが国では戦災者が巷にあふれ、極度に疲弊、困窮し混乱のさなかにあったため、正常な配給が危惧されたので菅山会長は西森久記氏にその正常な管理を依頼しました。 ブラジルの同胞、日系人の厚意に背くことの無い様、権威ある民間団体を組織し日本側の受け皿とすべきとして衆議院議員等を発起人とし君塚慎(戦後第一次ブラジル大使)、上塚司(アマゾン協会会長)を相談役に、初代会長に衆議院議長幣原(しではら)喜重郎氏を推戴して外務省所管財団として設立されました。西森理事長のもと所期の目的を無事に果たし、更にその後ブラジル移民再開への道筋を付けるために海外移住中央会などの発足に奔走しました。五十有余年前に、祖国愛に基づいた同胞とその子弟の厚意、善意と努力で日本の子供たちが救われ、援助を受けていたことを私たちは忘れることはできません。そして、次世代に語り継がねばなりません。 第一回移民から100年以上が経過した今日、140万人といわれるブラジル日系社会にも高齢化が進んでいます。他方、戦前の日本人のブラジル移民総数を超える20万人弱の日系を中心とするブラジル人が在住しています。その多くは、基幹産業をはじめ様々な分野で日本の経済産業社会を支えて活躍しています。 協会は変容する同胞、日系ブラジル人社会の今日的問題の解決に多方面から考察、検討し設立の趣旨、理念を踏まえ感謝と敬意をもって、在日ブラジル人社会、特にその第2世代の教育と職育支援活動に貢献します。同時に未来を見据え広大で多様性に満ちたブラジル社会の経済から文化に及ぶ、様々な局面での理解を深め、「日本の地方・伝統とブラジルの関係増大」に向けた草の根経済文化交流の精力的推進ならびに、「知的でおしゃれなブラジル」をテーマとした新たな視点で日伯交流推進活動を推し進めてまいります。 |